2014年2月9日日曜日

今更XBA-10購入&レビュー

今使ってるイヤホンは二年前に買ったパナソニックの「RP-HJE355」というイヤホンです
なんとなく買い替えてみました

使う場所は主に電車なのでカナル型
しかもできるだけコンパクトなものを探した結果
SONYの「XBA-10」というイヤホンが定価の約五割引きの3880円(定価7450円)だったので購入

調べてみると後継機に位置する「XBA-10C」が発売されたから安くなったみたいです
というか製造完了してました

これはSONY初のBAイヤホンのXBAシリーズのマイナーチェンジモデルです
まずイヤホンには二種類の駆動方式があり、
一般的なスピーカーをそのまま小型化したダイナミック型と
補聴器の仕組みを流用したBA(バランスド・アーマチェア)型があります

ダイナミック型は比較的安価に作れ、低域に強く
BA型は高価な代わりに小型化でき、繊細な音が特徴です


上から耳かき、HJE355、XBA10の比較です
HJE355はダイナミック型の中でも小型をウリにしているものでかなり小さいですが
それを上回る小ささです

では商品レビューに…




側面からイヤホンがちらっと見えています
裏には良くわからない説明が書いてありました




スライドして中箱を取り出してから上部を引っ張って回転させながら取り出します
中箱は艶消しの黒にSONYロゴが高級感を演出し、
ちょっと満足感に浸れます


内容物です

イヤホン本体とポーチ、説明書や保証書が入ってます


付属品で実用的なもの
SONYのハイブリッドイヤーピースが7セット
ノイズアイソレーションタイプが3セット
あとはコードホルダーと服とかに留めるクリップです
かなりサイズが細かく付属しているので、最適なサイズが見つかると思います


左がハイブリッドで右がノイズアイソレーションタイプです


ノイズアイソレーションタイプは写真でわかるように中にスポンジが入っていて、
フィット感の向上と遮音性upが狙えるらしいです



SONYのイヤーチップはハイブリッドというものらしく、中側に固いシリコン
外側に柔らかいシリコンを使うことで音質の向上などを狙ってるそうです
付属品一つとっても音へのこだわりが感じれてGoodです




イヤホン本体
コードの根元の色と突起で左右がわかるようになってます
端子部はL字プラグ コードはきしめん状ですね
このイヤホンのコードは縦に溝が入れることで摩擦を軽減し、

タッチノイズの減少と絡まりにくさを実現しているようです

しかし使ってみて絡むときは絡まるし、コードが柔らかすぎると感じました
本体根元に断線対策がしてないのも不安ですね

XBAシリーズにはXBA-10~40まであり、数字が大きくなるほど高くなります
XBA-20以上には根元にシリコンが盛ってあり、断線対策が取られています

ではいよいよ視聴です
環境はXperia rayに直挿しでエージング無し、アプリはJetAudioです
特徴としては特に女性Voとアコースティックギターとの相性がいいですね
あとは電子音がよく聞こえます
ラスベガスの曲を聴くと、いままで拾えてなかった微細な音が聞こえたりします

あくまで個人の印象ですが、高音は耳に刺さる一歩手前で光ってる感じ
特に女性Voがいい意味で目立ちますね
低音はドンシャリ好きには向かないと思います
イコライザで少しベースを上げると纏まったタイトなベースを鳴らしてくれます
派手に主張するより、しっかりラインを作っている感じです
やはり全体的に解像度が高く、聞き疲れしない音です

一番気になる遮音性ですが、部屋でイヤホンをしているとほぼ無音です
タッチノイズは割とします
電車内で低周波数をどれだけカットできすかですね


総評として、かなりお買い得なイヤホンです!
大雪だったのに注文確定から一週間足らずで届きいたのも満足です
なぜ製造終わったのか…
付属品のボリュームも考えてシングルBAの中では最安の部類に入ると思います
ダイナミック型とは全く違った味が楽しめるBA型イヤホン入門に最適だと思います
しかし本体は商品の写真を見るより安っぽいです
まあ小さいから目立たなくていいですね
あくまで入門機なので、機会があればKlipschのImage X10なども聞いてみたいですね

※追記
HJE355にくらべてインピーダンスが高いため、ホワイトノイズが少ないです

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